さっぽろ映画祭のレポート（ザムドとラガン）
というわけでさっぽろ映画祭2008行って来ましたよー、と。
ザムド開始の十分前くらいに会場に着くと、多くはないけど少なくはない人の数。
音を聞くと、劇場内ではまだ前の作品（のトークショー）がやっているようで、
とりあえず時間潰すかー、と持参した本を開こうとすると、本当に偶然に友人が来襲。
せっかくだから俺はこの合流を選ぶぜ、と少し経ってから一緒に劇場入る。
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１．忘念のザムド（1,2話）
なんというか、ジブリ風ガイバー。 二話までだと。
折笠富美子声の幼なじみはまあ残念ながら噛ませなんだろうなあとか。
あとは製作会社とか、キャラデザとか、飛行関連のエフェクトとか、何だか色々とエウレカ臭。
ただしヒロインはレントン。声優が三瓶由布子、の意。スタッフ三瓶さん好きだね。
本編上映後はトークショー。折笠富美子とボンズの取締役となぜか島本和彦。
疑問に思ってパンフレット見ると、なんや映画祭の代表らしかった。島本和彦。すごい。
通りでパンフレットに卓球社長（このブログ読んでる中で何人知ってるんだこの漫画）載ってる訳だ。
ともかくなんだかトークショー。以下覚えてる内容箇条書き。
・PS3で配信されてる、ということを凄く言いづらそうに言うボンズ取締役
・PS3でHD画質の映像が観れることを知らなかった島本和彦
・なんだかすごく居づらそうな折笠富美子
・進行がヘタなSTVアナウンサー ・すごく質問がヘタなSTVアナウンサー
正直さほど面白い話は聴けず。
数席隣にいた男性の方がとても面白い拍手の仕方をしていたことや、
写真でしか見たことなかった折笠富美子が、実際に見ても美人さんだったことが印象的だった。
壇上にいるのを観た時も、偶然近くで見た時*1もどっちも美人だった。褒めすぎで胡散臭いですか。
ていうかあの地声で姫子の声を出せるのがすごいっていうか信じられない。
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２．劇場版グレンラガン紅蓮篇
ていうか二回目ですが。それでも二部の一連の流れはやっぱり最高すぎた。
何度見ても良いものは良い。良いものは決して無くならない。
改めて前回書かなかった、書けなかった部分の感想を書くと、
あったりめぇだ！ これだけ仲間がいて何を怖がることがある！
というキタンの台詞からも分かるように、テレビ版に比べて、
皆が皆、自分の立ち位置をはっきりさせててちょお素敵。
シモンとニアはもちろん、他の大グレン団の面々も『その他大勢』では無くなっていて素敵。
シモンとカミナの関係が補完描写されていたのもベネ。HEA*2掛かる時のカタルシス倍増。
あとはEDアニメが話の内容をきちんと表現してていいなー、と。二回目でも感動。
終わったあとはやっぱりトークショー。ガイナの武田さんと今石監督と福井裕佳梨と島本和彦。
これが面白いことこの上ない内容。以下箇条書き。
◇TV版について
・監督曰く、ガイナのスタッフが限界までやったらどうなるのか見てみたかった
・12話分のレイアウト用紙が三話分で無くなった
◇劇場版について
・「あの二人なら何かやってくれるに違いない」「何をですか？」「『何か』をだよ」
という掛け合いは島本和彦発案だったのにスタッフロールに名前載らなくて涙目
・劇場版のリピート率は高いところで20%、10%もわりと多いとか*3
・劇場版冒頭の新規カット（動きまくってたアレ）はメカデザの吉成さんが勝手に作ってた奴を使用
（グレパラ企画開始以前に自発的に作ってて『せっかくだから』）
・中島かずきは螺巌篇の脚本を、実際に出来た映画観た後に書き直した
そして螺巌篇の脚本は初めて書くことにプレッシャーを感じたとか
・金銭面では、紅蓮篇はちょい足出、螺巌篇はこのままだとガッツリ出ちゃいそうだとか
・螺巌篇はちゃんと紅蓮篇を踏まえた内容になるよ！
・DVD買ってね！
◇アフレコについて
・演技がすごい上手かったりすると技術側ブースから爆笑が起きた
・特に檜山修之はマジメにやればやるほど笑いが起きた
・オ○ナミンCでうがいをすると喉に効く
とかそんなんだった。面白かった。たぶん理由はSTVアナの代わりに島本和彦が進行やったから。
あと福井裕佳梨さんは明らかな人選ミスでした。 もちろん良い意味で。
なんというか組み合わせが悪かった。ライオンの中にカピバラが混じっているようなもん。
というか他の三人が濃すぎ。でも可愛いは正義。うん、確かに可愛い。TV出るのも納得。
トークショー終了後は拍手喝采だった。ゲスト退場後は半分以上の観客が退場した。
しかして実はその後にも映画があった（一本／実写）。少し申し訳ない気持ちになりつつボクも退場した。
