2008年下半期のラノベについて

 2008年下半期ライトノベルサイト杯にいざ投票せん! と、やっててよかった読書メーター見ると、たいした冊数読んでないことに気づく。がっかりする。

 しかしそれでもせっかくなので、祭りごとなので、以下投票。アマゾンさんへのリンクと簡潔な投票理由いーてぃーしー。それではドン。

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【新規部門】

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ブラック・ラグーン シェイターネ・バーディ (ガガガ文庫)

ブラック・ラグーン シェイターネ・バーディ (ガガガ文庫)


 なんだ、ただの神ノベライズか――。

 と、まんまコミカライズして「はいコミックス3.5巻ですよ!」と出されても、おそらくは一ミリも違和感も感じないであろうため。

 あとはシャドーファルコンさんがステキすぎたため。ここ数年のライトノベル、いや全世界で、もっともステキなNINJAであることは確定的に明らか。

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 本当に素晴らしき、物語の幕開けであったため。最初からクライマックス。一巻から終わクロの終盤並みの盛り上がりとか、これ、最後どうなんの?死ぬの?


 おそらくはかなりの人が投票しているのであろうので、あえて捻くれて外そうかとも思ったのだけれど、しかしやっぱり最強にして最高なので投票せざるをえなかった。

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やってきたよ、ドルイドさん! (MF文庫J)

やってきたよ、ドルイドさん! (MF文庫J)


 期待の新人で賞なため。なんか好き。

 良い意味で、なにも考えずさらさらと読める。素晴らしい。あと小ネタ。ていうか本当に好きなのだけれど、上手く薦められない自分の語彙の少なさが憎い。

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なにいろアスタリスク! (一迅社文庫 さ 1-1)

なにいろアスタリスク! (一迅社文庫 さ 1-1)


 期待しないで読んだら意外と面白かったため。次巻への期待を込めて。

 さすがは吉川、もとい桜庭先生というべきか、すごく読みやすい文。小気味いいテンポ。ただ話自体は正直微妙。というか明らかにまだ練りこめる余地。もっと面白く出来るはずなのに。もったいない。諸手を揚げてお勧めはせず。

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【既存部門】

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きみとぼくが壊した世界 (講談社ノベルス)

きみとぼくが壊した世界 (講談社ノベルス)


 構造がとても面白いため。

 言ってしまえばそれだけのお話だけど、だがそれが良かった。やっぱ西尾維新すげえや、と久しぶりに思った小説。

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 とかそんなん。というか読んだ絶対数が少ない(十二冊)。どうしようもない。今年はもっと読もうと思う。以下は投票用コードのため、別に読まなくてよろしいと思った。


2008年下半期ライトノベルサイト杯投票コード■
【08下期ラノベ投票/新規/9784094510799】
【08下期ラノベ投票/新規/9784048672702】
【08下期ラノベ投票/新規/9784840124553】
【08下期ラノベ投票/新規/9784758040396】
【08下期ラノベ投票/既存/9784061826007】