死ぬの?/『ましろ色シンフォニー』感想2
『ましろ色シンフォニー』の桜乃ルートをクリアして、
持った感想を感情を果たしてどう書けばいいものか、
本格的ラビットパニック(ニコ)とか聴きながら悩んでいたら二日くらい経っていた。
悩んだ末に出た結論としては『オブラートに包もう』というもので、
なので婉曲的にルートの感想を書くとまるでそびえ立つクソだった。
共通ルートやら他ルートでなんとなく想像出来る、
本来持ち合わせているはずのキャラの魅力はさっぱり発揮されず、
(扱い*1の違いによるソレとかそういう問題ではなく)
というか主人公も桜乃も顔が良く似た別人にしか思えない。
共通ルートを読んでキャラに抱いた印象とはナンカチガウナンカチガウ。
まあキャラが違うなんてのは複数ライターものだと日常茶飯事なので、
許せるかどうかはさておき、それで話が面白けりゃ良かったのだけれど、
これが徹頭徹尾・使い古された鬱め妹モノシナリオであったので、
そしてまたテキストも無難に過ぎる読んでてつまらないものであったので、
「どうしてこうなった……」とモニタの前で頭を抱えた。
つまらないテキストと話で終わったならまだ良かったのだけれど、
一部の主人公の行動とその行動理念が理解し得ないものだったり*2とか、
各所での主人公の発言が説得力のかけらもないものだったり*3とか、
それまでのシナリオとはまったくもって関係のない比喩で物語を締めたり*4とか、
なんかもう完全に無理でありくたばれジャップとなった。
素材は良いのに調理方法で最終的に台無しになってしまっている辺り、
なんだか仮面ライダーディケイドを思い出した。
また一人素敵な妹キャラが生まれるはずだったのに……。
というわけで、ましろ色やってて桜乃ルートをまだプレイしていない人は、
そのまま見なかったことにした方がいんじゃねと思った。
各種イベントCGと阿玖深音さんの演技に関しては極上なので、
本編は完全スキップ→各回想で閲覧というのが良いかと。
ルート本編読むともれなく不快感に包まれるか
「うわ、つまんね」となるか頭がおかしくなって死ぬ。