スーパーロボット大戦Lの感想(説明口調)
★よくわかるスパロボLにおけるレジェンド無双★
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ドラグーンシステム(MAP)/4250/1~6/+-0
精神(熱血+直感+祝福+応援)
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要するに周囲六マス(しかも味方識別)に対して、だいたい10000強の攻撃をEN90消費だけでぶっぱ出来、しかもハイパーデュートリオン(一ターンに最大EN25%回復)のおかげで連発も可能。
商品概要、適切に配置しておけば適切に敵を殲滅してくれます。33話でキラで戦闘してからシンで墜とせばどなたでも最後まで使えます。武器とEN全改造してほどよく敵を引き付けるだけの簡単なお仕事です。
問題点としては宇宙でしか使えないということだけれど、全力全開できる頃には殆どのMAPが宇宙なので問題なし。空適応Sボーナス持ってるのと組ませれば地上でもそれなりに。
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そんな具合にスパロボLくりあしていたのが8日のお話。
『なんだかえらく普通なスパロボだったなあ』というのがシナリオ感想。それなりに熱く原作再現して、それなりにクロスオーバーさせて、オリジナル主人公はあくまで作品間のハシゴである感じの。むしろちょっとミストさんが恋しくなってくるほどのソツのなさ。
このシチュエーションだけ書きたかったSSにおけるストーリーみたいなオリジナルの扱いの薄さは、確実にKの反動なんだろうなあとか。
兄さんは敵になるかと思えば1,2マップだけだし、後継機イベントはないし合体は技演出だけだし、オリジナル敵はマジで後半の数マップでしか登場しないし、ラスボスは最終話一話前でようやく顔見せだし、なんか侵略理由が妙に現実的だし、「世界を革命する力を!」→技術盗用→よーしパパロボ作っちゃうぞ→「いっけー俺のレボリューションカノン!」→無効 だし。
こう、マジでおはなしにOPとEDを付けるためだけに配置された感じ。まあ、一鷹くんとかアリスとか兄さんとかハルノさんとか、キャラ自体はすげー良いのでたまには良いんじゃないかなと思った。でもディメンションストームは完全にゼオライマーでどうかと思った。
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それ以外。
【戦闘アニメ】
よく動いてキレイだと思った。イクサー勢とかやりすぎ感がすごい。
【新規参戦】
『マクロスF』
スパロボでまで視聴者「アイモはいい加減にしろ!」を再現することはないと思った。全員に強射程&強威力の武器が搭載されてる辺りの優遇感。
『ダンクーガノヴァ』
クソも面白くないらしいのにちょっと本編が見たくなる不思議。ダンクーガノヴァ・マックスゴッドってネーミングセンスは素でどうかと思った。機体はふつう。
『ラインバレル』
浩一くんが早々と普通の熱血主人公になってしまってしょんぼり。原作でもそうなのかしら。機体は各種個性があってよいとおもいました(完全にツバキヒメの下位互換なヴァーダントから眼を逸らしながら)。
『イクサー』
ロボつええ。再動ステキ。あとカットインがえろい。もう少し離脱が短ければ……こんなことには……。
『新劇エヴァ』
武装が少なければATフィールドもスパンスパン破れる。いくらなんでも零号機の武装全二個ってのはひどすぎると思った。
「第八の使徒を倒したか、次はバルディエルだっけ」
「出ないよ」
「えっ」
「色々な都合で使徒はもう出ない」
「えっ」
「補完計画も中止だね」
「えっ」
「別次元に期待しようね」
「なにそれこわい」
って感じのストーリー消化は笑った。ゼーレ完全に涙目。
「あー、せっかく日本に来たのに私の出番はなしだなんてにゃ…。残念残念。君も残念でしょ?」
本当に。まあ殆どキャラ分かってない都合とかあるけどさー。
【システム】
SUが基本的に産業廃棄物。改造したデスティニーとかじゃないとマジで使う意味がない。改造パーツも無くしたんだから、コンボは前の仕様でも良かったんじゃ。その分敵のコンボ持ちも少なくしてさこう。
【音楽】
Kより減ってねえかコレ。Zipsとかなぜ消した。理解に苦しむ。新規曲自体はだいたい良いと思いました。ディメンションストーム時のとか好きです。
【まとめ】
ラスボスやらラミエルやらドヴォルザークやらの、思わず「うわぁ」と呟いてしまう射程範囲のMAP兵器以外は楽しいゲームだと思いました。★5つ中なら4つくらいじゃないのかしらとか思いました。
しかしレボリューションカノン……。ラスボスの超必殺技の名前がレボリューションカノンなあ……。いろいろとすごい……。